遼、侍になる！世界の謙さんからエール

　「ノーザントラスト・オープン」（１７日開幕、リビエラＣＣ）
　米男子ゴルフツアーのノーザントラスト・オープンで、個人戦の今季初戦を迎える石川遼（１９）＝パナソニック＝が１４日、会場のリビエラＣＣ（７２７９ヤード、パー７１）で、池田勇太（２５）＝日清食品＝と日没まで１４ホールの初練習を行った。スタート時、プロアマ戦に出場していた俳優の渡辺謙（５１）とニアミス。ホールアウト後に知った石川は、“世界”を舞台にする先輩のエールに奮い立った。
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　独眼竜政宗、ラストサムライ…。日本だけでは収まらないスケールが、渡辺をハリウッドスターに押し上げた。だからこそ分かる“世界のにおい”を、石川に感じ取った。
　「まだ３年目。食事も生活も、すべてアジャスト（適応）していかなくてはならないが、アメリカで上位を狙える力を十分に蓄えていけばいい。通用することは分かっているんですから」
　石川について語った渡辺は同コースのメンバーであり、「ここから７分」という場所に住んでいる縁もあってプロアマ戦に出場。石川のティーショットを見届け、熱いエールを送った。
　ホールアウト後、渡辺に見られていたことを知った石川は「うわっ、会いたかった～」と唇をかんだ。もちろんハリウッドでの活躍は知っているが、悔しがったのには理由があった。
　以前、テレビ番組で共演したタレントの関根勤に、昨年来、石川が最大の武器とする『０番アイアン』を、切れ味と破壊力にちなみ「ケン・ワタナベ」と命名してもらった。石川は「世界に通用する、ということ」と話すなど、すこぶる気に入っている。
　１年ぶりのコースは「グリーンが硬くなっている。雨も降りそうだが、距離感が重要になりそう」と印象を語った。「数少ない日本人。今週出ている選手は、日本を代表していると見られる。責任を感じる」と、難易度の高さとプレーは別問題と位置づける。
　米国入りして１週間、充実したラウンドとトレーニングをこなした。「使うホールがあるかも」と、本番での“ケン・ワタナベ”の投入を示唆。石川が放つここ一番のショットが、“世界”をより身近に引き寄せる。

＜デイリースポーツより＞

世界の謙さんからエールですよ。
世界に通用する人から認められていますね。
遼くんはまだまだ若いから、期待にこたえてください。
今年はどのような展開を見せてくれるのでしょう。
すごい楽しみです。
頑張ってください。