ファンケル 紫外線のダメージ抑制 スイートピー成分の基礎化粧品

6月21日8時33分配信 フジサンケイ　ビジネスアイ


　化粧品メーカーのファンケルは２０日、基礎化粧品の新ブランド「新無添加スキンケアＦＡＮＣＬ」を９月に発売すると発表した。スイートピーに含まれる紫外線ダメージ抑制成分を世界で初めて採用した。初年度１００億円の販売を目指す。

　価格は基本ラインが５２５～４０９５円。成分を多くしたＤＸラインは６３０～５０４０円。通販や店頭販売のほか、コンビニ大手のローソンでも販売する。国内と同時に香港でも販売。順次、シンガポール、タイ、中国などアジア各国に拡大する。

　同社は新ブランドの投入を機に、同社の基礎化粧品の主力ラインである「フェナティ」と「エヴァンテ」を廃止し、新ブランドに一本化する。

　同日開いた発表会で宮島和美社長は「無添加にこだわる当社の原点を見つめ、進化させる」と新展開の狙いを説明した。

　同社は、天然素材に含まれる抗酸化物質での老化対策の研究に注力。植物由来の色素「アントシアニン」に着目し、アントシアニンの成分の一つである「マルビジン」が抗酸化力の安定性が高いことを突き止めた。

　青いスイートピーの「ビューティーブルー」という品種の花弁にマルビジンが多く含まれていることを発見し、エキスを使った実験で肌の老化を抑制する効果を確認している。


ミスパリ

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